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岸和田市景観重要樹木を指定しました
岸和田市景観重要樹木を指定しました
景観重要樹木は、景観法に基づき、地域の自然・歴史・文化等からみて樹容が景観上の特徴を有し、景観計画区域内の良好な景観の形成に重要なものについて、市長が指定することができます。
岸和田市では、地域の人に親しまれ愛されている樹木のうち、地域の景観を先導し、又は継承し、良好な景観を特徴づける樹木などの指定要件を満たした、「奥家の椋」「塔原町のサクラ」「吉井町のエノキ」の3本を、このたび景観重要樹木として平成29年7月3日に指定をしました。
これは、大阪府内初の指定となります。
この指定を契機として、様々な景観啓発に役立てていきたいと考えています。
奥家の椋(阿間河滝町) | 塔原町のサクラ(塔原町) | 吉井町のエノキ(吉井町) |
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〔樹木の講評〕 阿間河滝町は岸和田の中でも、古くから石垣が連なる特徴のある町並みを形成しており、椋の大木が旧家の門前に堂々と枝を伸ばす姿は、岸和田の歴史的・文化的な景観を特徴づけている。 |
〔樹木の講評〕 塔原町の高台に位置するサクラ。 |
〔樹木の講評〕 住宅街を一本中に入ると現れる巨大なエノキ。 |
※ 見学に際しては、公共交通機関等をご利用のうえ、付近住民の方にご迷惑とならないようご協力をお願いいたします。
※ 景観重要樹木の名称は、「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」にて応募された名称に準拠しています。
岸和田市景観重要樹木の指定証授与式を行いました。
岸和田市では、「奥家の椋」「塔原町のサクラ」及び「吉井町のエノキ」を、景観法に基づく景観重要樹木として指定しました(平成29年7月3日)。
これを受けて、平成29年7月24日に岸和田市景観重要樹木の指定証授与式を行いました。
授与式には、樹木所有者と信貴市長及び市関係者が出席し、終始和やかな雰囲気のなか、市長より樹木所有者の皆様に指定証をお渡ししました。
今回の指定を契機として、様々な景観啓発に役立てていきたいと考えています。
「奥家の椋」を所有、管理されている奥様のコメント(要約)
「今朝も樹木を見て此処までやってきました。祖父から、この椋の木は代々大切に守り継いできたと聞かされており、このような景観は短期間ではできないと思います。これまで受け継いできた樹木を今後も大切に守っていきたいと思います。」
「塔原町のサクラ」を所有、管理されている塔原町会 会長 堀田様のコメント(要約)
「塔原町は山手に位置しており、岸和田の人でもほとんど来たことがないと思いますが、今回の指定を受けて、この樹木を見に何人か来られていると聞いており、町の名物になるようこれからも大切にしていきたいと思います。」
「吉井町のエノキ」を所有、管理されている吉井町会 会長 平松様のコメント(要約)
「樹木は町の真ん中にありますが、ほとんどの町民に知られていないと思います。今回指定を受けたことは非常に光栄であり、吉井町の名物がだんじりに加え2つ目ができました。これからも大切にしていきたいと思います。」
景観重要樹木の所有者の皆さんとちきり君の記念撮影の様子。
岸和田市景観重要樹木について
岸和田市景観重要樹木の情報については、下記資料又は、「祭都Naviきしわだ」でご覧いただけます。
景観資源の位置情報等は、市ホームページの地図情報配信サービス「祭都Naviきしわだ」にて公開しています。
- 掲載マップ一覧から「景観・公園情報マップ」を選択し、「景観資源マップ」をご覧ください。
- 注意)公開位置情報には、学校施設や個人および団体の所有する土地も含まれております。立入が禁止されている場合があるのでご注意ください。