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2026年9月 残暑による熱中症に備えましょう~岸和田だんじり祭での熱中症にもご注意を!~
9月になっても熱中症にご注意を!
気象庁の季節予報によると、本年の9月上旬の西日本は50%の確率で平年よりも気温が高くなると予測されています。
引き続き、熱中症に対する警戒を怠らず、こまめな水分補給やエアコンの使用を心掛け、熱中症予防に努めてください。

昨年(2025年)9月に岸和田市内で発生し救急搬送された熱中症のデータ
昨年9月に岸和田市内で発生し、救急車で医療機関へ搬送された熱中症の方の年齢と重症度の分布を見ましょう。
※ この見出しで取り扱うデータは、岸和田だんじり祭で発生した熱中症(大規模イベントで発生した熱中症)を除外したものです。
昨年9月は救急車で医療機関へ搬送される熱中症の方が23名発生しています。
年齢の分布については、全年齢に渡って発生しており、60歳未満の比較的若年層にも発生しています。

重症度については、ほとんどが軽症(その日のうちに帰宅)ですが、入院が必要となる人が4名発生し、そのうち2名は集中治療が必要となる重症でした。

昨年(2025年)岸和田だんじり祭で発生し救急搬送された熱中症のデータ
9月に入り、いよいよ岸和田だんじり祭が近づいてきました。
みんなで力を合わせて疾走し、やりまわしを競う勇壮さが魅力の岸和田だんじり祭りですが、昨今の地球温暖化の影響やだんじりの曳行に伴う身体的運動負荷によって熱中症を発症し救急車で医療機関へ搬送される人たちが後を絶ちません。
昨年9月の岸和田だんじり祭りを除いた熱中症による搬送者数は23名で、岸和田だんじり祭(試験曳き、宵宮、本宮の計4日間)で発生した熱中症は86名でした。
つまり、9月中に発生した熱中症の約8割が岸和田だんじり祭の期間中に発生した計算になります。

岸和田だんじり祭りで熱中症となった人の参加区分を見てみると、青年団が飛びぬけて多いです。
これは、数トンもの重量のだんじりの動力源となる「曳き手」の担い手が青年団だからです。
また、岸和田だんじり祭の見物人が熱中症を発症することも散見されます。
見物に際しては、十分な水分補給を心掛け、日傘の活用や日陰で見物するなど直射日光を避けるように注意してください。

年齢区分を見たところ、10-29歳の年齢層に熱中症が多いです。
この年齢層が主に「青年団」を構成しているからです。

岸和田だんじり祭開催期間中は、祭礼関係の救急需要が増加し、通常の救急出場体制では救急事案に対応することが困難となるため、当消防本部では救急隊を増隊して対応しています。
それでもすべての救急隊が出場中の場合は対応に時間が掛かることがありますので、救急車の適切な利用を心掛けるようお願いします。
ただし、以下の症状がある場合は、躊躇なく救急車を要請してください。
・皮膚や体表に明らかに熱感がある。
・意識が悪い(時間・場所・人物がわからない状態)
・けいれんしている(筋肉が攣(つ)る、いわゆる「こむら返り」のことではありません。)
一般社団法人 日本救急医学会のホームページでは、熱中症判定フリーアプリが公開されていますので、判断に迷う場合は本アプリの活用も考慮してください。
熱中症の多くは軽症ですが、重症熱中症と診断され、集中治療が必要となる方もいます。
各町の祭礼関係者の方々は、だんじり曳行中の適度な休憩、水分補給に留意し、無理をさせないようにお願いいたします。
また、参加される方は、前日の飲酒を控え、十分な睡眠を取るなど、万全の体調で臨んでください。
9月でも住宅内での熱中症を予防するためエアコンを積極的に使いましょう。
東京都監察医務院の研究では、屋内発生1,295 例のうち、16.4%を占める213 例がエアコンを適切に使いこなせていなかったために死に至ったことが示唆されると報告されています。
熱中症予防のためには、こまめな水分補給と同じく適切にエアコンを使用しましょう。
特に高齢者は暑さに対する感覚機能(気温の上昇への感度が悪く、のどの渇きを感じにくい傾向)、調節機能(身体に熱がたまりやすく、循環器系への負担が大きくなる傾向)が低下するため注意が必要です。
そのためには、高齢者の家族や近所の方など、高齢者を支援する方々のきめ細やかな声掛けや、見守りなどの公助がより重要となります。
市民の皆様のご協力をよろしくお願いします。
関連リンク
総務省消防庁が提供している熱中症情報サイトには、熱中症についてわかりやすく解説していますので是非参考にして下さい。
熱中症対策リーフレット(熱中症の症状、応急手当、予防方法など)![]()
スポーツや屋外での行楽などでの参考になります。

