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このページでは、企業版ふるさと納税として特にご寄附を募集している事業をご紹介しています。
企業様のあたたかなご支援をよろしくお願いいたします。
岸和田市では、南紀白浜・アドベンチャーワールドのジャイアントパンダに竹の枝葉を提供しており、現在、パンダが食べている竹の約半分は岸和田市産になっています。
一方、パンダが食べない竹の幹部分や食べ残した枝葉については、以前はアドベンチャーワールドにおいて焼却処分していましたが、SDGsや環境資源の有効活用の観点から、アップサイクルし、余すことなくすべてを使い切る資源循環の取り組みを進めています。
2024年度においては、竹5,000本を使った国内最大のアート制作にチャレンジしました。
岸和田市内の小学生や地域の方々をはじめ、たくさんの方のご協力をいただいたことにより、2024年10月に完成し、これまでに見たことのない空間を創造することができました。(詳しくはパンダバンブーアートプロジェクト特設ホームページをご覧ください。)
今後もアートを使ったさまざまなイベントを企画していきたいと考えています。
岸和田市の丘陵部から山間部では、放置竹林の拡大が問題となっています。
荒廃した竹林は、土砂崩れの原因となったり、獣害の住処となったり、生物多様性が低下したりと、各方面に悪影響を及ぼしてしまいます。
パンダバンブープロジェクトは、それら課題に対する救世主となるだけでなく、子どもたちの環境教育の向上や、産官学民が連携した関係人口の創出などにも資する取り組みとなっています。
まずは5,000本の竹でできたパンダバンブーアートを多くの方に知ってもらい、体験していただくことで竹の魅力を伝えていきたいと考えています。
そのほか、子どもたちを対象とした「パンダバンブーESD環境教育」や、新たな竹製品の開発等を積極的に行い、「竹害」ではなく地方創生に向けた「宝の山」になるよう取り組んでいきたいと考えていますが、これまで以上のプロジェクトの推進のためには、より多くの企業や団体の皆様のご協力が必要不可欠です。
なお、ご支援いただいた企業・団体様にはアート空間利用権を付与させていただくことや、特設ホームページに企業ロゴを入れさせていただくことが可能です。
パンダバンブープロジェクトでは、常に複数のプロジェクトが同時進行していますが、今後も2025大阪・関西万博との連携や、Web3.0関連事業へのビジネス展開等、幅広い分野における無限の可能性を秘めていると感じています。
竹がきっかけとなり、地域一体となって盛り上がるプロジェクトを実現していきたいと思いますので、温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。