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修斉小学校の6年生が取り組む「岸和田バンブープロジェクト」。これは、本市の「放置竹林」という「山」の課題を、海藻が減りアオリイカの産卵場所が少なくなっている「海」の課題に繋げ、山で余っている竹を海に沈めてアオリイカの産卵を助けるというプロジェクトです。
6月4日、児童たちが4月14日に作り、岸和田漁港沖に沈めた産卵床にコウイカの仲間の卵がついているのが見つかりました。5月29日に行われた水中ドローンでのモニタリング調査ではまだ卵は見つかりませんでしたが、その6日後の6月4日午前に自然資料館の柏尾学芸員が潜水した際、産卵床や海藻についたコウイカの仲間の卵を確認しました。
児童たちが竹の枝葉で作った産卵床
水中ドローン
5月29日に行われた水中ドローンでのモニタリング調査
イシダイ、アカクラゲ、メジナ、アジ、スズキ、アカエイ…など様々な生き物が確認されましたが、この日はイカの姿は見られず、産卵床や海藻などに卵も見つかりませんでした。
海中の産卵床
6月4日の潜水調査(画像提供 株式会社テレビ岸和田)


竹を束ねる紐の部分にも産み付けられていました
コウイカの卵は白く1~1.5cmの大きさで、しずく型の可愛らしい形をしています。約1カ月ぐらいで孵化し、孵化直後の赤ちゃんは体長5mm~8mmほどで、すでに大人に似た形をしており、小さなエビなどを食べて成長するそうです。孵化してから約半年で成体(親イカ)となり、産卵を終えて約1年の短い生涯を終えます。

柏尾学芸員が産卵床についた卵を一部採取し、自然資料館(堺町)の水槽で孵化を試みています。イカの卵を見ることができる貴重な機会ですので、ぜひ自然資料館で観察してみてください。
次回の水中ドローンでのモニタリングは6月22日(月曜日)を予定しています。今回見つかった卵は、アオリイカではなくコウイカの仲間の卵でしたが、ワカメなどの海藻が枯れると竹の産卵床が目立ってくるので、アオリイカが今後卵を産みつける可能性もあるだろうとのこと。
また続報をお届けします、ご期待ください!

コウイカの仲間の成体(2017年撮影 大阪湾)