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2月28日(土曜日)、岸和田製鋼マドカホール(荒木町1丁目)で「手話まつり」が開催されました!
プログラムは聞こえる人も聞こえない人も楽しめる内容で、手話狂言、くめだんすによる手話ダンス、樋口光盛選手の東京2025デフリンピック出場報告会が行われました。すべてのプログラムで、舞台横に設置されたモニターにリアルタイム字幕が映し出され、どなたでも内容を把握できるよう配慮されていました。
舞台横に設置された字幕モニター
手話狂言では日本ろう者劇団が「成上り」を披露。手話狂言は台詞を手話と声で表情豊かに表現するため、聞こえる人も聞こえない人も楽しむことができます。演目中、客席から笑いが起きる場面が何度かあり、縄をかけるシーンではその様子がコミカルに描かれ、特に会場が笑いに包まれました。
縄をかけるシーン
演目後の質問コーナーでは「海外公演時の手話」について質問がありました。国際手話を用いることがあるそうで、実際に「日本語手話」と「国際手話」の違いをその場で披露してくれました。
質問に答える俳優たち
久米田高校ダンス部くめだんすによる手話ダンスは「Let It Be」「絆」「This Is Me」「夢はどこまでも」の4曲を披露。「夢はどこまでも」は、昨年9月に開催された「第12回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」ダンス・歌唱部門で準優勝を獲得した作品です。会場では「久米高のダンス楽しみやわー」と話されている方もおり、人気の高さが伺えました。
「夢はどこまでも」のパフォーマンス
パフォーマンスは、手話はもちろん衣装や小道具にもこだわりが見え、ダンスの動きがより際立つように考えられているなと感じました。ダンス中の表情も豊かで、曲のストーリーに沿った力強い表現に引き込まれました。
樋口光盛選手
「東京2025デフリンピック出場報告会」では、800メートルで銀メダル、1500メートル5位入賞を果たした樋口光盛選手が大会当日の心境やデフリンピックについて解説。
800メートル決勝の動画を会場で視聴し、2位でゴールすると会場からは拍手が起こりました。樋口選手は「負けてしまいましたが拍手ありがとうございます(笑)。接触に押し負けました。多分相手はだんじり経験者です(笑)」などとユーモアたっぷりにお話しいただき、会場を盛り上げてくれました。
講演後、樋口選手の周りには多くの人が集まり記念撮影が行われ、中には銀メダルを持たせてもらえた方も!アスリートの話を直接聞き、メダルを生で見ることができる貴重な機会となりました。
記念撮影とメダルを見せる樋口選手
樋口選手は広報きしわだ2月号の特集にも登場しています。ぜひご覧ください。
広報きしわだ2月号の特集はこちら
狂言、ダンス、スポーツと様々なジャンルから「手話」について知り・学ぶことができた「手話まつり」。手話への理解・関心を持つきっかけにつながったのではないでしょうか。