ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 広報きしわだ > 広報きしわだ 令和6年(2024年)8月号3面

本文

広報きしわだ 令和6年(2024年)8月号3面

更新日:2024年8月1日掲載 印刷ページ表示

特集 本当に必要とする人のために 救急車は適正に利用しましょう

救急車の写真 

 救急車は限られた資源であり、市民一人ひとりの大切な共有財産です。救急車を必要な人が必要な時に安心して利用できるよう、救急車の適時・適正利用にご理解・ご協力をお願いします。
問合せ 消防本部警備課救急係電話:072-426-8305 ファクス:072-426-0880

出場件数が過去最多を更新

 現在、市には5台の救急車がありますが、救急車の出場件数は年々増えています。昨年中の本市の出場件数は約14,000件(1日平均38件)と過去最多を更新しました。
 また、救急車が現場に到着する時間が遅くなってきています。救急車の要請を受けると、一番近くに待機している救急車が対応しますが、救急出場が重なると、遠くの救急車が対応することになり、傷病者のもとへ駆けつけるまでに時間がかかるからです。このままでは、命の危険が迫っている人への対応が間に合わなくなる可能性があります。

その119番、本当に必要ですか

 昨年中、市内で救急車を要請した人の6割が、入院を必要としない軽症者でした。また、症状に緊急性がなくても「交通手段がない」「どこの病院に行けばよいかわからない」「早く診察してもらえるから」「入院日だから」などの救急要請もあります。
 地域の限られた救急車を有効に活用できるよう、本当に救急車が必要かどうか考えてみてください。

こんな時は迷わず119番!

 しかし、命にかかわる病状なのに救急車を呼ばなかったり、救急車を呼ぶか判断に迷ったりして、処置が遅れてしまっては取り返しがつきません。ためらわず救急車を呼ぶべき症状をあらかじめ知っておきましょう。
 判断に迷う時は、「救急安心センターおおさか」をご利用ください(下記参照)。

籔さんの写真
岸和田市消防本部警備課 藪 岳哉

「一刻も早く、本当に救急車を必要としている人のところへ行けるように、救えるはずの命を救うために、皆さんのご協力をお願いします。」

こんな時は、ためらわずに救急車を!

  • 意識がない(返事がない)、朦朧としている
  • けいれんが止まらない
  • 大量の出血を伴うけが
  • 広範囲のやけど
  • 冷や汗を伴うような強い吐き気
  • 物を喉に詰まらせた
  • 交通事故や転落、転倒で強い衝撃を受けた

【大人】「突然」がキーワード こんな症状にはすぐに119番!!

苦しそうな高齢女性のイラスト

  • 顔半分が動きにくい、しびれる
  • 片方の腕や足に力が入らなくなる、しびれる
  • ろれつが回りにくい
  • 激しい頭痛、歩行困難
  • 胸や背中に激痛、息切れ、呼吸困難
  • 胸の中央が圧迫されるような痛みが数分続く
  • 激しい腹痛、吐血、下血  など

【子ども 15歳以下】「いつもと違う」 こんな症状にはすぐに119番!!

苦しそうな男の子のイラスト

  • 顔色が悪い、唇の色が紫色
  • 手足の硬直
  • 頭痛とけいれん
  • 激しい咳、苦しそうな呼吸、呼吸が弱い
  • 嘔吐や下痢が激しく、水分が取れない
  • 激しい腹痛で嘔吐が続く  など

救急車の利用方法

QRコード
総務省消防庁(外部リンク)

QRコード
政府広報オンライン(外部リンク)

「救急車を呼ぶべき?」「病院に行った方がいい?」
こんな時は…救急安心センターおおさかへ 電話:​#7119

つながらない場合は…  電話:06-6582-7119へ

 年中無休の24時間体制で、医師の支援体制のもと、看護師から適切なアドバイスを聞くことができます。救急医療相談の結果、緊急性が高い場合は電話を消防に転送し、直ちに救急車を出場させるなど、電話1本で医療と消防の連携を生かした救急医療サービスを受けることができます。

夜間の子どもの症状に困ったら…子ども医療電話相談へ 電話:​#8000

つながらない場合は… 電話:06-6765-3650へ

時間 午後7時~翌午前8時

救急隊員のコンビニ利用にご理解を!

救急車の前でパネルを持つ救急隊員

 救急車の出場件数が過去最多を更新するなか、連続する救急出場により、救急隊員が水分や食事をとれない状況が発生しています。
 救急車の要請という市民の皆さんのニーズに迅速・適切に対応し救急活動の質を維持するため、連続出場中の救急隊員が病院内売店やコンビニエンスストアなどを利用する場合があります。出場態勢は維持し、指令があれば迅速に出場しますので、皆さんのご理解・ご協力をお願いします。

いざという時のために受講しよう!
​応急手当講習会 普通救命講習1

 中学生以上の市内在住・在勤者を対象に普通救命講習を行います。いざという時のために、ぜひ受講してください。
 AEDを使用した心肺蘇生法などを学びます。
日時 9月22日(祝日)午前10時~午後1時
場所 市消防本部(上松町3丁目)
定員 40人(申込先着順)
申込・問合せ 9月8日(日曜日)までにQRコードで消防署救急係へ電話:072-426-0999

救命講習を受けるきしぼうの写真

QRコード
申し込みはこちら(外部リンク)