平成22年(2010年)11月21日日曜日、岸和田市立福祉総合センターにて、平成22年度まちづくりフォーラム「ええとこやで岸和田~これが、わがまち岸和田の憲法や~」を開催しました。

1 目的
まちづくりの基本ルールであり、岸和田市の憲法と言える自治基本条例が施行されて、5年が経過しました。岸和田市が条例の理念である「市民自治都市」の実現に向けたまちづくりができているか、また岸和田市民の底力(ポテンシャル)について、条例の検証に携わっていただいた自治基本条例推進委員に、これまでの経験を踏まえて語っていただき、これからの岸和田市について皆さんと一緒に考えていただく機会として開催しました。
2 概要
- 日時:平成22年(2010年)11月21日(日曜日)午後2時~4時
- 場所:岸和田市立福祉総合センター 1階大会議室
- テーマ:ええとこやで岸和田~これが、わがまち岸和田の憲法や~
- 参加人数:92人
- 内容:以下のとおり
第1部 座談会
- テーマ「これが、わがまち岸和田の憲法や」
- 出演者
表1
パネリスト |
植田 一重氏 |
岸和田女性会議 |
神谷 千春氏 |
和歌山大学地域創造支援機構
岸和田サテライト地域連携コーディネーター |
次井 義泰氏 |
岸和田川柳会幹事 |
山原 博文氏 |
岸和田市PTA協議会 |
コメンテーター |
白石 克孝氏 |
龍谷大学教授 |
コーディネーター |
松村 信夫氏 |
大阪弁護士会弁護士 |
- 内容
- 市長あいさつ

- 自治基本条例の概要、自治基本条例推進委員会、建議の説明


出演者自己紹介の後、自治基本条例推進委員会副委員長である松村信夫氏から、自治基本条例とはどういうものか、自治基本条例推進委員会がどんな活動をしてきたか、そして自治基本条例推進委員会が市長に提出した建議書の内容がどんなものであったかなどを、資料を参考にしながら説明していただきました。
- 2年間の振り返り、岸和田のためにできること・実践していること

各パネラーから、自治基本条例推進委員会で2年間活動した感想や、岸和田への想い、行政に頼るばかりではなく自分たちがやらなければいけないこと、又は今現在行っていることなどをお話いただきました。
- 座談会まとめ

学識経験者の立場で自治基本条例推進委員会に参加していただいた白石克孝氏から、「いろんな形、きっかけ、入口で、岸和田がいいところだ、自分たちが岸和田の一員だというふうに、岸和田に関わるきっかけをたくさんつくり、「参加する」ことが大事である。この自治基本条例が求めることは、もっともっと愛着のもてるまちにするために、市民の皆さんががんばっていくと同時に、厳しい自治体運営を担っていけるだけの誇らしい行政になることである。」と語っていただきました。
- 質疑応答

第2部 講談
- 演目:「左 甚五郎」
- 講談師:旭堂 南陽(きょくどう なんよう)さん(世界で唯一!スウェーデン語までもしゃべれる、8ヶ国語講談師)

前回のフォーラムで好評だった講談師の旭堂 南陽さんに、日光東照宮の眠り猫で有名な「左甚五郎」を題材とした講談をしていただきました。
フォーラムの記録はこちら [PDFファイル/1.05MB]
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