【問】11月に市長は激しい選挙戦の末、8選を果たしたが、8期目の市政を担当するにあたり、市長の政治姿勢と決意を聞きたい。
【答】私の決意は、いわゆる「初心生涯」を座右の銘とし、「人間尊重」と「環境保全」を2つの柱として、清潔で公正、市民本位のまちづくりを進める、これに尽きると思う。
私の初心の一つは、さきの世界大戦で命をささげて国のために戦ったが、その体験から言うと、やはり戦争は悲惨なものであり、絶対やるべきものではない、二度と戦争はやってはいけないし、平和を絶対守っていくことである。私の同期生も8割は戦死、さらにはたくさんの方も亡くなられた。その遺志を継いで、生き長らえたこの命を祖国のために、そして平和にささげようということでもある。
もう一つの初心は、20万市民のために命をささげて、市民の幸せのために頑張っていこうということである。
この初心をこれからも忘れることなく、8期目の初めにあたり、決意を新たにして頑張りたい。
