【問】食品の安全・安心の確保と、食と健康との関係など、食への関心は非常に高まってきており、教育の一環として「食育」の重要性がクローズアップされるようになった。
農薬使用量の半減を目指した取り組みをしている「岸和田市エコ農産物推進協議会」の活動はどのようなものか。
【答】平成14年に設置された協議会は、農協などの農業団体や市、教育委員会など8団体で構成され、エコ農産物の認証、農業者への取り組みの啓発と支援、消費者や販売店、学校給食に対してのPR活動などを行っている。
【問】本市では水なすや桃、春菊などが地域の特産農作物として栽培されている。
食育として、地域の特産農産物の栽培を学校の学習に取り入れてはどうか。
【答】小学校では3年生の社会科で地域の農産物も含めた郷土の学習を、5年生の総合的な学習の時間で、実際に農家を訪ねての聞き取り調査や、田植えなどの体験学習を行っている。
中学校では進路指導の一環で農協などの協力のもと、職場体験学習として農業体験を実施している。
今後も地域の協力を得ながら、各教科や総合的な学習などを通じて食育の推進を行っていく。
