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岸和田市景観重要樹木
景観重要樹木とは
景観重要樹木は、景観法に基づき、地域の自然・歴史・文化等からみて樹容が景観上の特徴を有し、景観計画区域内の良好な景観の形成に重要なものについて、市長が指定することができます。
指定の方針
公共の場から眺められ、次に該当するもののうち、地域の景観上重要と認められるものを対象に所有者の意見を聴いた上で指定します。(岸和田市景観計画第4章)
- 地域の景観を先導し又は継承し、良好な景観を特徴づけている樹木
- 歴史的、文化的な価値が高い樹木
- 市民に親しまれ愛されている樹木
- 良好な景観形成のため市長が必要と認める樹木
景観重要樹木の指定状況
「奥家の椋」「塔原町のサクラ」「吉井町のエノキ」の3本を、景観重要樹木として平成29年7月3日に指定をしました。
※見学に際しては、公共交通機関等をご利用のうえ、付近住民の方にご迷惑とならないようご協力をお願いいたします。
※景観重要樹木の名称は、「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」にて応募された名称に準拠しています。
奥家の椋
所在地:岸和田市阿間河滝町1643番地
樹種:ムクノキ
樹容:樹高14m 幹周り3.5m
指定理由:阿間河滝町は、古くから石垣が連なる特徴あるまち並みを形成しており、椋の大木が旧家の門前に堂々と枝を伸ばす姿は、岸和田の歴史的、文化的な景観を特徴づける樹木となることから指定
塔原町のサクラ
所在地:岸和田市塔原町374番
樹種:ソメイヨシノ
樹容:樹高12m 幹周り3.5m
指定理由:背景には和泉葛城山があり、山の景観と調和しつつもサクラが咲く季節には山の緑との素晴らしい対比を創り出し、また周辺の農の景観が広がるなど春だけでなく夏の葉桜、秋の紅葉など周囲の里山風景を美しく演出する樹木となることから指定
吉井町のエノキ
所在地:岸和田市吉井町2丁目519番
樹種:エノキ
樹容:樹高14m 幹周り3.5m
指定理由:見るものを圧倒するような迫力があり、根元にある石塚と傍らを流れる天の川とともにこの地域のシンボルとなる樹木となることから指定