本文
15 陸の豊かさも守ろう

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
日本は、戦後の高度経済成長期に森林資源を荒廃させずに済んだという意味では優等生ですが、逆に現在では手入れのコストが高くなりすぎたために山林が「荒れる」という状態になっています。このままでは、山地の保水効果が失われ土壌流出によって沖合の海洋資源が維持できなくなる可能性もあります。また、高度成長期の宅地開発で生物多様性を損なったケースも少なくありません。この意味で人口減少の今後は人間と陸域生態系の持続可能なバランスを作り出していく好機です。耕作放棄地の拡大、里山の荒廃によるイノシシ、シカ、クマなどの獣害にも適切な対処が求められますが、その際生態系の持続可能性に対する配慮も必要となります。また、山間地の人口減少が山火事などの発生につながらないようにする対策も求められています。
お知らせ
- 2025年5月17日更新無料出版物
- 2025年5月3日更新折紙で出会う ラッキーアニマル
- 2025年5月1日更新ミネラルワールドへようこそ!
- 2025年5月1日更新きしわだ自然資料館 開館30周年記念無料開館デー(2025年6月1日)
- 2025年4月23日更新自然資料館の組織
- 2025年3月27日更新ヤマザクラとコブシが咲き始めました
イベント
- 2025年6月3日更新SDGs講演会「信長布陣 岸和田神於山」
- 2025年5月27日更新自然資料館 開館30周年記念 スペシャル実習(6月毎週日曜日開催)
募集
- 2025年5月31日更新昆虫採集と標本づくり(7月6日)
- 2025年5月1日更新蜻蛉池公園のプランクトン観察(蜻蛉池公園との共催)
その他
- 2025年4月2日更新きしわだ自然資料館 2025年4 月・5月のミニ実習