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令和7年3月30日(日曜日)、岸和田市立文化会館(マドカホール)で、令和6年度認知症ケア報告会を実施しました。
岸和田市の認知症施策をご紹介するとともに、若年性認知症をテーマとした映画「オレンジ・ランプ」を上映しました。また、同映画のモデルとなった若年性認知症当事者の丹野 智文氏をお招きし、当事者目線、家族目線での「認知症」についてご講演いただきました。
参加者からは、「とてもよかった、勉強になった」「認知症になっても自分で決めることの大切さを知ることができた」など、認知症の理解が深まるとともに、新しい認知症の視点を見つけられた、として好評でした。
【丹野 智文氏 プロフィール】
1974年宮城県生まれ。東北学院大学卒業後、ネッツトヨタ仙台入社。トップセールスマンとして活躍中の2013年に若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。営業職から事務職に異動し、勤務を続ける。現在は認知症への社会的理解を広める活動を行っている。
2015年より認知症当事者への相談窓口「おれんじドア」を開設し、代表を務め、自らの経験を語る活動に全国、世界を飛び回っている。
【丹野 智文氏インタビュー】
https://youtu.be/-BJxWc1SoUw (外部リンク)
【丹野 智文氏からメッセージ】
https://youtu.be/_Yumb5jgwHY (外部リンク)
KDCとは、Kishiwada Dementia Care の略です。
報告会は平成23年から始まり、今年で12回目を迎えます。
日々認知症支援に取り組んでいる介護保険事業所、介護に携わるグループ、地域の方々などから実践の報告をいただくと共に最前線の情報を知っていただき、本市の認知症ケアの質の向上や取り組みの共有を目的としています。