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広報きしわだ 令和7年(2025年)5月号2面

更新日:2025年5月1日掲載 印刷ページ表示

特集 大雨の備え、できていますか?

 毎年5 月は水防月間です。梅雨や台風を迎えるこれからの時期は、大雨による洪水・浸水災害が発生しやすくなります。あらかじめ防災対策を進め、いざという時に備えましょう。
問合せ 危機管理課 電話:072-423-9437 ファクス:072-423-6933

ステップ1 災害リスクの確認

黄色と黒色ベースの総合防災マップの表紙
​ 総合防災マップに掲載のハザードマップで自宅や職場、学校などの場所を確認し、災害時にとるべき行動を考えてみましょう。
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ステップ2 理解しよう 警戒レベル

1~5の警戒レベルの表
​ 警戒レベル3「高齢者等避難」が出たら、避難に時間がかかる高齢者や障害のある人は、直ちに避難してください。
 警戒レベル4「避難指示」までに、危険な場所から必ず全員避難しましょう。​

警戒レベル

気象情報

避難情報(岸和田市が発令)

5

大雨特別警報 氾濫発生情報

緊急安全確保

4

土砂災害警戒情報 氾濫危険情報

避難指示

3

大雨・洪水警報 氾濫警戒情報

高齢者等避難

2

大雨注意報 洪水注意報など

 

1

大雨になりそう…

 

警戒レベル4までに必ず避難‼

ステップ3 身の回りの安全確認

家の絵に注意事項が書かれている
 大雨や強風など、風水害対策は万全ですか。家の中や周囲をしっかりとチェックしましょう。

屋根

アンテナや瓦の確認

窓枠・雨戸にがたつきはないか

家財

濡れて困るものは高い場所へ

ベランダ

物干し竿を下ろす

外壁

亀裂はないか

雨どい・排水溝

詰まりを掃除する

その他

ゴミ箱や植木鉢は室内に入れるか固定する

ステップ4 避難行動判定フローで避難行動を確認

フロー図

(1)ハザードマップで自宅の位置を確認し、印をつけましょう。

(2)自宅がある場所に色が塗られていますか?
  はい→(3)へ
  いいえ→色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどに住んでいる人は、市からの避難情報を参考に避難してください。

(3)災害の危険があるので、原則、自宅ではなく、安全な場所への避難が必要です。(4)へ
  例外あり(A)

(4)自分または一緒に避難する人は避難に時間がかかりますか?
  はい→(5)へ、いいえ→(8)へ

(5)安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に身を寄せられますか?
  はい→(6)へ、いいえ→(7)へ

(6)警戒レベル3が出たら、親戚や知人宅に避難しましょう。

(7)警戒レベル3が出たら、市が指定している指定緊急避難場所(B)に避難しましょう。

(8)安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に身を寄せられますか?
  はい→(9)へ、いいえ→(10)へ

(9)警戒レベル4が出たら、親戚や知人宅に避難しましょう。

(10)警戒レベル4が出たら、市が指定している指定緊急避難場所(B)に避難しましょう。

(A)例外:浸水の危険があっても、次に該当する場合は、自宅に残り、安全確保をすることも可能です。

  1. 洪水により家屋が倒壊または崩落してしまう恐れがない区域である
  2. 浸水する高さよりも高いところにいる
  3. 浸水しても水が引くまで我慢できる、水・食料などの備えが十分にある

(B)指定緊急避難場所:災害の危険から命を守るために一時的に避難する場所

ステップ5 チェックリストで確認を 非常持ち出し品

 事前に不足がないか確認し、非常用持ち出し袋に入れ、持ち出しやすい場所に置いておきましょう。

  • 飲料水
  • 携行食(ビスケットなど)
  • トイレットペーパー・ティッシュ・ウェットティッシュ
  • 携帯ラジオ・懐中電灯・乾電池
  • マイナ保険証※・資格情報のお知らせのコピー・筆記用具
  • 現金(小銭を用意)
  • ビニール袋・ポリ袋
  • タオル・下着・靴下
  • 万能ナイフ
  • ラップ
  • 処方箋・常備薬・お薬手帳
  • 衛生用品・生理用品
  • マスク・体温計
  • 携帯電話・充電器
  • 通勤・通学圏内がわかる地図

※マイナ保険証を保有していない人は、保険証または資格確認証のコピーを準備

備蓄品の準備も忘れずに!

 最低3日分を用意しましょう(推奨は1週間分)。普段から食材や加工品を多めに買い置きし、古いものから順に消費する「ローリングストック法」を実践しましょう。

水害からまちを守る水防団

水防団団長の写真
​水防団 団長 向井 基吉さん
 水防団は「自らの地域は自らの手で守る」という精神のもと、地域住民が団員として活動しています。今年度、岸和田市水防団は結成70周年を迎えます。
 普段から水害に備え、排水溝などにごみなどが詰まらないよう、掃除をしましょう。また避難の際は、早め早めの行動を心掛けてください。

黄色い作業服を着て杭を打つ水防団員たち 消防団員たちが倒壊家屋からタンカーを使い救助する訓練する様子
​昨年の総合防災訓練の様子