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仲間との楽しい日常
丁寧でおもいやりある教育
府内唯一の定時制商業科(簿記の授業)
皆さんは「定時制高校」にどんなイメージを持っていますか。
市立産業高等学校 定時制課程では、日中働いている人をはじめ、中学校まで不登校だった生徒や全日制高校を転退学して来た生徒などが、高校卒業資格の取得をめざし、頑張っています。通信制に進学する人が多い中、学校での集団生活を楽しみ、充実した高校生活を送る在校生・卒業生の声から、産業高校定時制課程の魅力をご紹介します。
問合せ 産業高校学務課電話:072-422-4861 ファクス:072-422-6111

定時制課程3年生
谷口 璃帆さん
「食堂のおにぎりと豚汁は最高です!」
Q.産高定時制に進学した理由は?
A.中学生の頃ほとんど学校に行けてなくて…。でも、高卒の資格は欲しかったんです。朝が苦手で、夜だったら通えるのでは…と思いました。そして、将来仕事で役に立つ資格が欲しくて、産高定時制なら簿記やパソコンの資格が取れると聞いて進学しました。身内が通っていたんですが、わからないところは先生がわかるまで教えてくれると聞いて、その点もいいなと思いました。
Q.資格は取れましたか?
A.日商簿記3級・全商簿記2級とビジネス文書検定2級を取りました。おかげで9月に就職も決まりました。就職活動の時は、先生が毎日、面接の練習をしてくれました。
Q.学校生活は楽しかったですか?
A.はい。友だちとは行事ごとに仲良くなっていきました。 万博に行けたのはいい経験です。先生は何でも相談に乗ってくれるいい方ばかりで、卒業式の事を考えると今から泣きそうですが(笑)、1月の北海道への修学旅行を思い切り楽しみたいです!

令和7年3月卒業
近畿大学生物理工学部1年生
安井 柾さん
「毎年行けるUSJは本当に楽しかった! 3年生で優勝できた体育祭もいい思い出です」
Q.産高定時制に進学した理由は?
A.当時、朝が起きられなくて「全日制に通うのは無理だ」と思い、定時制と通信制の2択を考えました。いつか社会人になった時に週5の出勤は当たり前。定時制だったら毎日通学しないといけないので、甘い部分があった自分の逃げ道をなくすために定時制へ進学しました。他の定時制学校にも見学に行きましたが、産高定時制は授業の前にスマホを預けていたり、授業もわかりやすそうで、ちゃんと勉強するならここだと思いました。
Q.産高定時制の良いところは?
A.とにかく先生です! 産高定時制の先生は、本人の意志を尊重して、後押ししてくれます。今の自分に一番力になった科目は数学ですが、数学の先生は授業の前や夏休み中も丁寧に教えてくれました。英語の先生も検定試験の時につきっきりで見てくれました。感謝しかないですね。
全日制に行くのはしんどいと思っていて、でも「一歩踏み出したい」「自分を変えたい」という人は、産高定時制への進学を考えてみてください。
通信制と併せて学ぶことで、3年で卒業できます。
1年生は全員、0時間目に「基礎学力講座」を受けます。何人もの先生がついて指導に当たります。
1年生の基礎学力講座
少人数だからこそできる丁寧な指導で、一人ひとりの理解度を確認しながら進めます。
理解できるまでみっちり指導
ビジネス文書や簿記など、将来に役立つ資格が取れます。
専門学校やハローワークと協力して、生徒の「夢」をサポートします。

職業体験セミナー
全日制と同様に修学旅行や産高祭(文化祭・体育祭)、校外学習、韓国姉妹校との交流も行っています(韓国語の授業もあります)。校外学習は毎年USJに行き、生徒に大人気の行事です。体育祭は学年対抗で行われ、クラス一丸となって熱い闘いを繰り広げています。

野外体験(信太山)

修学旅行(北海道)
体育祭 疾走!名物「やりまわし」
体育祭 玉入れ
※学校案内をご希望の方は、お問い合わせください。ホームページからダウンロードもできます。