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東日本大震災や能登半島地震などの大災害において、断水・下水管損傷・停電が長期化したことでトイレを使えない状況が長引き、災害時のトイレ環境整備が大きな課題となりました。
トイレを我慢しすぎると免疫低下につながり、最悪の場合は災害関連死を招きます。また、トイレ対策は人間の尊厳にも関わる重要な問題です。
今号では、本市の災害時におけるトイレ対策の取り組みを紹介するとともに、いざという時に役立つ備えについてお伝えします。
問合せ 危機管理課 電話:072-423-9437 ファクス:072-423-6933
断水や下水管の破損などにより、水洗トイレが使用できなくなる場合があり、無理に水を流すと、排泄物が流れずにあふれるおそれがあります。市の広報などにより、下水道を使えることが確認できるまでは、使用しないでください。
マンションなどの共同住宅では、自宅のトイレは流せても、他の部屋のトイレから汚水があふれる可能性があります。使用可否については管理組合などへ確認してください。

能登半島地震で陥没した下水道管路
ポリ袋を被せることで、便器内の水で携帯トイレの袋が濡れるのを防ぐ。
便座に直接座らないので、衛生面も安心。
排泄後、トイレ袋に凝固剤を入れる。
※凝固剤を入れるタイミングは製品により異なります。
空気が入ると袋が破れやすくなるので、しっかりと空気を抜いてからトイレ袋を結ぶ。
1人1日約5~7個×人数分×7日分(推奨)= 4人家族だと196個!

現在、本市では、市内の指定避難所64カ所に以下の備蓄品の配備を進めています。
携帯トイレに加え、洋式便器などの設備がない、または不足する場所でも、携帯トイレを使用できる環境を確保するため、簡易トイレも併せて備蓄しています。

簡易トイレ

凝固剤と専用袋
ボタン1つで排泄物を密封個包装でき、特殊な防臭フィルムと熱圧着により、臭いや菌を外に漏らしません。

ラップポン
府から配備された災害用トイレです。固液分離方式で、排泄物に含まれる水分のみを分離放出することで、約5,500回の連続使用が可能です。

ドント・コイ
携帯トイレやラップポンの使い方、ドント・コイの組み立て動画を市公式インスタグラムで公開中! 万一に備え、使い方を事前に知っておきましょう! QRコードからご確認ください。
被災地の避難所運営支援活動で感じたことは、携帯トイレは単なる物資ではなく、被災者の健康と尊厳を守るための重要な備えだということです。ホームセンターや100円ショップなどでも、店舗によっては取り扱いがあるので、各家庭で携帯トイレの備蓄を強くおすすめします。
そして、平時にできないことは災害時にできません。携帯トイレの使用を一度は練習してみましょう。

避難所運営支援に参加した本市職員