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「市民活動」は決して難しいことではありません。
あなたの「ちょっと気になる」「何かしてみたい」という気持ちが、まちや社会を少しずつ変えていきます。
今号では、実際に市民活動を始めた人たちのインタビューをお届けします。
興味はあったけれど、一歩踏み出せずにいたあなたの背中を押してくれるメッセージです。
問合せ 自治振興課協働推進担当 電話:072-423-9740 ファクス:072-423-6933
※市民活動とは、営利を目的とせず、社会的な課題の解決に向けて市民が自主的に行う活動のことです。


左から中原啓尊さん、代表 上野仁さん、上野淳子さん、栢木義洋さん
令和6年2月設立。積川町にある自然資源(遊休農地・竹・川・空き家など)を活用し、老若男女が元気な町になることを目標に活動。市民活動初動支援補助金を活用。
だんじりの寄り合いの中で、積川町の遊休農地や空き家をどうにかしたいという話になり、積川町の自然の資源を活用して町に人を呼び込もう、町を元気にしようと結束し、とにかく何かやってみよう!と活動を始めました。
最初の活動は田植え体験でしたが、「田植えの前のドロドロの田んぼでヨガをしたらおもしろいんじゃないか」というアイデアが出て(笑)、田植え体験の前に「どろんこヨガ」をしました。20人来たらいいところと思っていたら100人ぐらい集まり、大盛況でした。参加者はもちろん、町会長や近所の人も喜んでくれて、嬉しかったですね。

ヨガのあとは泥遊び
餅つきや積川マルシェ(15面参照)、地元小学校でのバケツ稲の栽培など、いろいろな活動をする中で、賛同して手伝ってくれる人が少しずつ増えてきました。イベントの時に若い人が自主的に交通整理をしてくれたり。積川マルシェも毎月やってほしいなんて言ってもらえたり。SDGsの面でも、いろいろな企業から注目していただいています。
活動を続けていたら、例えば遊休農地を持っている人から「うちも使ってくれへんか」などと言ってくれるんじゃないかと思うんです。そして、使えるようになった土地は私たちがずっと使うのではなく、バトンタッチしていく。種まきレンジャーズの活動意義はそこにあると思っています。
今、市民活動やってみたいけど…と悩んでいる人がいるなら、まず想いを口に出してみてください。そして、一人じゃなくて何人かでまず始めてみる。「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、私たちもみんなで、ああでもない、こうでもないと言いながらワイワイやっています(笑)。

左から阪口祐吾さん、阪口裕子さん
令和7年10月設立。祐吾さんが副住職を務める正覚寺(宮本町)にて、「お寺でママ会」「お寺でリトミック」「寺子屋(小学生対象)」など、ママと子どもの憩いと学びのために活動。第7回きしサポアイデアコンテスト大賞受賞。
以前に住んでいたところは子育て環境が充実していたのですが、岸和田に引っ越してきて、子育て支援施設・サービスの少なさに驚きました。地域に開かれたお寺という場所で、子育て世代当事者の私たちができることがあるのではと、子育て支援から始めてみることにしたんです。
中央校区にはママと赤ちゃんが集まれる親子広場を市民活動でやっているところがなく、まずは親子広場「お寺でママ会」から始めました。音楽教育法のリトミックは友人のピアノの先生に話をしたところ賛同が得られ、写真撮影会も友人のカメラマンが協力してくれました。そういう人の繋がりで実現可能なことから一歩ずつ進めています。
昨年の10月から始めて、延べ150組の方が来てくださっているんですが、「この場所があってよかった」と言ってくださるのが嬉しくて、エネルギーをもらっています。活動を通して、ママたちの声から見えてきた課題もあります。特に子育てが初めての人は「こんなこと知らなかった」という声がとても多くて。もっと早く知っていたらこうできたのにということや、知識的なことだけじゃなく、わかってくれる人がいるだけで心が救われたのにとか、そんなことを解消できる場所にしていきたいと思って、いろいろな企画を考えています。

ママも子どもも笑顔になれる場所
誰のために「やりたい」。何のために「やりたい」。そういう純粋な想いは絶対に伝わります。ぜひ行動を起こしてみてください。同じ想いの人が集まって、想像もしていなかった未来が開けますよ。みんなで岸和田を良くしていこうという人が増えるのはとても嬉しいです。
市民活動やNPO法人に関することや助成金などの情報が充実しています。まずは気軽にご相談ください。
問合せ 市民活動サポートセンター(opsol福祉総合センター内) 電話:072-438-2367 日・月曜日、祝日休所