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すごいぞ!EV

更新日:2025年12月2日掲載 印刷ページ表示

脱炭素コラムNo.4

すごいぞ!EV

カーボンニュートラルな社会に向けて、自動車の脱炭素化も重要とされていますが、皆さんはゼロエミッション車(※1)のひとつである電動自動車(EV)に乗ったことはありますか。
最近は車種も増え、街中で見かけることも多くなってきましたが、日本での普及率は欧米や中国に比べて低い状況です。
​※1…走行中に排出ガスを一切出さない自動車のこと

岸和田市では、住友三井オートサービス株式会社(SMAS)と「ゼロカーボンシティの実現に関する連携協定」を締結し、サーキュラーエコノミー(※2)とカーボンニュートラルを目指すため、公用車として3台のリユースEVを導入して、運用実証を実施しています。
※2…廃棄物をできるだけなくし、資源を循環させながら活用していく経済システムのこと

リユースEVの写真

リユースEVを使用する中で、職員から「電欠したらどうしよう」といった不安の声をよく耳にしました。
電欠に対する不安はきっと市民の皆さんも同じはず…と考え……、
百聞は一見にしかず!実際に電欠させてみることにしたのです。

その際の実験映像は下記のページ(内部リンク)からご覧ください。

なんと、給電マーク点滅という最初の警告表示から、MiniCab MiEVで約20キロメートル、LEAFで約35キロメートルも走行できました。
充電マークが点滅しても、落ち着いて、最寄りの給電スポットを探して給電しに行けるだけの十分な走行ができますね。
車種や走行環境等により、航続可能距離は異なります。
また、完全電欠(停車)後、手押しで動かすのは発火の危険性があります。

その他にも、重量や電力の負荷をかけた電力消費実験、バッテリーの二次利用の可能性についての実証を実施してきており、令和7年9月29日にこれまでの運用実証のとりまとめ報告会を執り行いました。

報告会の写真

報告会の様子は下記のページ(内部リンク)をご覧ください。

ガソリン車よりも価格が高い、ガソリンスタンドほど給電スポットがあるわけではないなど、EVの大幅な普及にはまだまだハードルがあるのも事実です。
ですが、EVのことを知り理解することで、EVに対する不安や怖さが少し和らいだのではないでしょうか。
自動車の乗り換えの際には、ぜひEVを選択肢としてご検討ください。

関連ページ(内部リンク)

住友三井オートサービス株式会社と公民連携協定を締結しました